Editorial

髪が変われば、服も変わる。

髪が変われば、服も変わる。


DEAR TAILOR JOURNAL — 2026 AUTUMN / WINTER


髪が変われば、
服も変わる。


かっこいい服なら、どこにでもあります。

高価な服も、洒落た服も、
素晴らしい仕立ての服もある。

それでも私たちが服をつくるのは、
BARBERとして男性を見てきたからです。


01 / BARBER


髪だけ見ているわけではない。


理容師は、髪を切る仕事です。
でも実際には、髪だけを見て仕事をしているわけではありません。

顔立ち。
頭の形。
体型。
年齢。
仕事。
そして、その人が普段着ている服。

同じ髪型でも、着ている服が変われば見え方は変わる。
反対に、同じ服でも、髪が変われば印象は変わる。

BARBERとして、私たちはずっと
その人全体のバランスを見てきました。



02 / 2026AW


同じ人でも、
見える成熟は変わる。


2026AWでは、モデルを大きく変えて
三つの人物像をつくったわけではありません。

同じ男性。
カットラインも同じ。

それでも、髪のスタイリングと服を変えると、
その人から受ける印象は大きく変わります。

飾らない成熟。
力みのない成熟。
積み重ねた成熟。

成熟は、特定の髪型でも、
特定の服でもありません。

どう整えるかで、
同じ人の中にも違う表情が現れます。


03 / DEAR TAILOR


似合う服をつくるだけでは、
足りない。


似合う色を選ぶ。
体型に合うサイズで仕立てる。
それはテーラーとして当然の仕事です。

でも、それだけなら
Dear Tailorである必要はありません。

今の髪型。
普段着ている服。
仕事でどう見られているか。
これから、どうありたいのか。

そこまで見たときに、
本当に必要なのはスーツなのか。
ジャケットなのか。
あるいは、今は何も足さなくていいのか。

私たちが考えたいのは、
服そのものの格好よさだけではありません。


WHY DEAR TAILOR


つくりたいのは、
かっこいい服ではない。


ただ似合う服でもない。

髪も、服も、仕事も、年齢も。
今のその人を見たうえで、


その人の今に、必要な一着をつくる。

それが、BARBERから生まれた
Dear Tailorにできることだと考えています。


何をつくるか決まっていなくても構いません。
今の髪や普段の装いも含めて、
必要な一着から一緒に考えます。

FEATURE LIS
DEAR TAILOR|紳士の装いを整えるオーダーメイド・コレクション